ALLEXとは

ALLEXは、秋尾晃正氏により1988年に設立された、北米大学教育交流委員会(英名Exchange:Japan=E:J)を正式に引き継いだ団体です。北米大学教育交流委員会は、1979年に南北海道国際交流センターとして17人の在日アメリカ人留学生を対象に実施した2週間のホームステイプログラムを皮切りに、国際教育交流事業を開始しました。このホームステイプログラムはその後、地域民のみならず地方行政をも巻き込み、地域に根ざしていくことになります。また、日常生活を共にすることで在日外国人と地域の人々とが相互理解を深める「草の根交流」の形態は、地方における国際交流事業の草分けとして他地域の交流事業のモデルにもなりました。そして、地方の国際意識と在日外国人の日本理解の高揚への貢献に対し、1984年に外務省特殊法人国際交流基金より第一回「国際交流奨励賞地域交流振興賞」が授与されました。1987年に東京を拠点に設立された北米大学教育交流委員会は、直ちにEducational Exchange Program(現 Teaching Associate Program)に着手し、2000年にはJapanese Teaching Associate Program(現 Teaching Fellow Program)を開始しました。

米国日本語教育界の第一人者エレノア・ジョーデン博士(コーネル大学名誉教授)と、アメリカにおいて優れた日本語教員の育成を目標としていた日本語教授チームがパートナーとなり、1988年のE:Jの活動開始以降、質の高い日本語教員が増加し、アメリカ全土で600人を超すまでなりました。このプログラムは成功を収め、30名以上の生徒は派遣修了後、歴史学や社会学といった分野で博士課程を取得し、また50人以上がハーバードやコーネル、MITといった大学で日本語の講師を務めています。

北米大学教育交流委員会は都合により2002年に活動を停止し、2004年にはALLEXが草の根レベルでの教育交流を目的にNPOとして立ち上げられ、その活動を引き継ぎました。 そしてALLEXは現在、経験豊富な日本語教授陣と、国際交流に尽力してきたチームによって支えられています。

ALLEX生は8週間の夏期日本語教授法講座を受講した後、1年間(Teaching Fellow Program)または2年間(Teaching Associate Program)、アメリカ各地の大学および大学院で学生として学びながら、日本語の授業を担当します。就学中の授業料と寮費、食費は奨学金として免除されます。

ALLEXがアメリカの大学に支持される理由
大きな理由の一つに、派遣生が厳正な選考審査を通過し、体系的な日本語教授法の研修を受けた、大学側が信頼して正規の日本語講座を任せられる人材であることが挙げられます。また、 ALLEXがコーネル大学やポートランド州立大学、オハイオ州立大学などの著名な教授陣に支えられた質の高いプログラムであること、そして何よりも、第1期からのALLEX生たちが残してきた実績によって、信頼のおけるプログラムとしてアメリカ全域で支持されています。

2年間教えながら学位を取得したい方に
ティーチング・アシスタント・プログラム(Teaching Associate Program)

1年間教えながら経験を積みたい方に
ティーチング・フェロー・プログラム(Teaching Fellow Program)

日本語教育の基礎理論から実践技術まで体系的な習得を目指して
夏期日本語教授法講座 (Japanese Teacher Training Institute)