よくあるご質問
ALLEXについてのよくあるご質問をまとめました。
さらに詳しいプログラムのご案内は、パンフレットに記載されています。(ダウンロードはこちらから)
このほかのご質問は、電話またはメールで、どうぞお気軽にお問い合わせください。
応募について
Q. 日本語を教えた経験がないのですが、応募できますか?
A. はい、できます。これまでのALLEX生で、応募前に日本語を教えた経験のある方は全体の3割程度にすぎません。 各大学に派遣される前に、ALLEX生全員が8週間の日本語教授法講座を受講しますが、その講座で日本語教育の基礎から応用まで体系的にしっかり学べるため、日本語教授の経験がなくても全く問題ありません。
Q. 現在アメリカ在住なのですが、ALLEXの諸手続きのため、いったん日本に帰国する必要はありますか。
A. 今F-1ビザでアメリカに来られている場合は、ビザの切り替えや更新のために帰国する必要はありませんが、5月に東京で開かれる派遣生を対象としたオリエンテーションへの出席は必須となっています。また、1月にある面接についてですが、ニューヨーク州のコーネル大学での受験も可能なのですが、東京での受験を強くお勧めしています。その理由は、東京の面接では、アメリカの大学の4人の教授が面接官となり、その先生方がプログラムにふさわしい応募者を推薦するという形をとるのに比べ、コーネルでの面接試験ではALLEXの職員1名のみが面接にあたるため、どうしても不利になってしまうのです。
Q. GPAはどのように計算すればいいですか。
A. 「A」は4ポイント、「B」は3ポイント、「C」は2ポイント、「D」は1ポイントとして計算してください。
Q. TOEFLの正式スコアはどのように提出すればいいですか。
A. 面接試験日の前に提出できる場合は、郵送されたレポートをスキャンしたもの、またはETSのホームページのスクリーンショットをEメールにてお送りください。もし面接試験日の提出となる場合は、上記いずれかをコピーしたものをご提出くださるようお願いします。可能な限りスコアが出てなるべく早いうちにALLEXまでご連絡くださいますよう、ご協力のほどよろしくお願いします。
TOEFLについて
Q.英語力はどの程度必要ですか。
A. 目安として、申し込みの時点でTOEFL61点以上が望ましいといえます。(この時点ではTOEFLを受けたことがなくても構いません。)しかし、ALLEX受入れ大学のほとんどがTOEFL81点以上を入学許可基準としています。過去のALLEX選考では、申込み時にTOEFL60点程度だった方の中にも、その後、81点に近い公式スコアを出したために派遣が決定した方もたくさんいらっしゃいます。公式のTOEFLスコアは(大学院希望ならばGREやGMAT等も)二次選考以降特に重要になりますので、遅くとも1月にはスコアが出ていることが必要で、当然スコアが高いほど派遣先に考慮される大学の幅が広くなります。
Q. TOEFLのスコアが81点に満たないのですが、受け直す必要はありますか。
A. TAプログラムで、特に修士号取得を目指される場合、TOEFLの条件を61点以上とする大学も中にはありますが、81点以上を条件とする大学が多いため、81点未満の得点だと派遣できる大学がどうしても限られてしまい、大学選定審査の際に不利になってしまいます。その理由から、再度の受験を強くお勧めしています。フェロープログラムに参加される場合は、61点あれば入学を許可する大学の割合が高くなります。
今までのALLEX派遣生のほとんどが、それまでにTOEFLを受験したことのない方たちでしたし、早めに準備をして、計画的に受験申し込みをしておけば、高得点取得は可能です。1月までの取得を目指して、ポイントとなるのは、以下の2点です。
● 10月中に1度目の受験、そして11〜12月中に2度目の受験ができるよう、計画的に申し込みを済ませること。2度の受験、そして早めの受験というのがポイントです。(TOEFLは受験回数を重ねるごとに得点が上がる傾向にあります。)1度目の受験の主な目的は、今の自分の力を測ること、またどの分野に弱いかを見極めることです。弱いセクションを重点的に勉強することによって、早期の高得点取得につながると思います。
● 過去問や問題集を使って、「TOEFL対策の」勉強をすること。TOEFLは全般的な英語力をはかるための試験と言われていますが、問題傾向や時間配分など、TOEFL特有のクセはたくさんあります。漠然と英単語を覚えたりするより、「TOEFLの」語彙問題対策という視点を持って勉強した方が、高得点への近道だと思います。
Q. アメリカの大学で学士号を取得したのですが、ALLEXのTAプログラムで修士課程に進む場合、TOEFLのスコアは必要ですか。
A. アメリカの大学で学士号を取得した方で、学士課程4年間のうち2年以上その大学で勉強された方は、基本的にTOEFLのスコアを提出する必要はありません**。4年目に日本の大学からアメリカの大学に編入された方など、アメリカで勉強された期間が2年に満たない場合は、学士号をアメリカの大学で取得していてもTOEFLのスコアを提出する必要があります。
**例外のケースもあります。詳しくはALLEXまでお問い合わせください。
プログラムについて
Q. 家族同伴での参加は可能ですか?
A. はい、可能です。ただ、ALLEX生の住居に学生寮の一人部屋を想定している大学が多く、家族同伴を拒否することはないものの、住居の確保や住居費の援助に特別な便宜を図ってはくれません。したがって、家族を連れてALLEXに参加するには、経済的な準備が十分にできていることが前提です。また、派遣期間中の同伴家族の生活一般に関して、保険の加入を始め、配偶者であれば現地で何をするか、就学年齢の子どもであれば教育をどうするかなど、周到な事前準備と心構えが必要になります。
Q. 短大卒業の資格を持っているのですが、IEPでアメリカの大学に3年次から編入し、2年間で学士号を取得することは可能でしょうか。
A. はい、可能です。過去にそのようなコースで学士号を取得したALLEX生もいます。
Q. 日本語教授法講座で取得する単位は、派遣先の大学の単位として認められますか。
A. はい、基本的にアメリカの大学で取得した単位は、他のアメリカ国内のどの大学にも互換可能です。ただし、実際に互換できるかどうかは大学や学部、学生アドバイザーの意向に寄るので、派遣される大学が決まり次第、担当アドバイザーに相談することをお勧めします。
Q. 大学から提供される奨学援助とは、具体的にどういうものですか。
A. 奨学援助の組み合わせとして最も多いのは、授業料、寮費、食費の免除に加えて、いくらかの奨学金が支給されるという形です。寮費と食費が免除されない代わりに、それをまかなうに十分な奨学金が支給されるケースもあります。
Q. 派遣期間中にかかる費用はどのぐらいですか?
A. 学期中の生活雑費や大学の休み中の費用は、各自の嗜好、消費パターンによって個人差が大きく、一概にいくらかかるとは言えません。追跡調査によると、年間支出が1000ドル未満だった人が最も多いものの、ALLEX生全体の平均は約6000ドルという数字が出ています。車を買うかどうか、また大学の休暇中にどう過ごすかによって大きく差がついているようです。車は任期終了後に売ることが可能なので、出費の何割かは回収できると思います。
Q. 応募したいのですが、留学資金が不足しています。
A. 資金不足にお悩みの場合、これまでのALLEX生にはご家族に協力をお願いする方が多いようでした。また、国や一般金融機関でも様々な教育ローンが用意されています。融資の条件や内容は各機関によって異なりますので、直接お問い合わせの上、ご検討ください。
● 日本政策金融公庫 国の教育ローン
● 雇用・能力開発機構 財形教育融資(教育ローン)
● 三菱東京UFJ銀行 教育ローン
● みずほ銀行 教育ローン
● 三井住友銀行 教育ローン
● ろうきん 教育ローン
派遣大学について
Q. ALLEXの提携校にはどういう大学がありますか。
A. ALLEXには特定の提携大学はなく、派遣先の大学と派遣人数は毎年変わります。1988年に設立されてからこれまで、アメリカ39州、米国領3地域、カナダ2州の156の大学が参加し、総勢約600名のALLEX生が派遣されています。ALLEXに参加するのは、アメリカの地方の州立、私立大学、特に日本語講座を開設したことのない、あるいはALLEXによって日本語講座を維持、継続している大学が中心です。大都市部の大規模な大学は日本人留学生も多く、日本語やアジア関連の専攻課程があるため、ALLEXに参加することはまれです。そうした大学では、外から講師を招かなくても日本語講座が維持できるからです。
Q. 派遣先の大学と地域は選べますか。
A. いいえ、いずれも選べません。ALLEX参加大学は毎年異なりますし、たとえ応募した年に希望の大学、あるいは希望地域の大学があっても、入学許可条件や選考の評価順位など複数の要因があるため、その大学や地域に派遣できるとは限らないからです。ただし原則として、避けたい地域や大学に派遣されることはありません。
Q. 派遣先の大学で専攻したい科目は選べますか。
A. はい、選べます。派遣される大学は、希望の専攻課程が履修できることを前提に選定されます。ただし、第一希望の専攻課程が履修できる大学がない場合は、第二、第三希望が考慮されます。
派遣終了後について
Q. ALLEX後もアメリカの大学で日本語を教えたいのですが、どうしたらいいですか。
A. まず、AAS(Association for Asian Studies)やATJ(Association of Teachers of Japanese)など日本語教育関連学会の会員になって、学会にも定期的に出席し、日本語講師の求人状況をしっかり把握しておくことが大切です。そして2年目には、履歴書作成や面接準備などの就職活動を早くから始めることが重要になってきます。いずれにしてもALLEXは、将来アメリカの教育機関で日本語を教えたい人にとって、非常に有益なステップとなるはずです。日本語教育のキャリアを目指すALLEX生の多くは、派遣終了後Japanese PedagogyやLinguistics、あるいはEast Asian Studiesなどの専攻課程が充実している大学院に進学しています。その際にも、進学先でティーチング・アシスタントシップ (Teaching Assistantship)を獲得するのにALLEX参加が実質的な経歴として評価されることは間違いありません。
Q. ALLEXの任期終了後、アメリカで働きたいのですが、どうしたらいいですか。
A. ALLEX生のほとんどは学生ビザ(F-1)か交流訪問者ビザ(J-1)で受け入れられますが、いずれのビザも就労を目的に既定の滞在期間を過ぎてアメリカに残ることは許されません。しかし、学生ビザならプラクティカル・トレーニング(Practical Training)、交流訪問者ビザならアカデミック・トレーニング(Academic Training)という研修の名目で働く方法があります。いずれも所定の申請手続きを経て資格が認められれば、プラクティカル・トレーニングで1年間、アカデミック・トレーニングで1年半滞在を延長して働くことができます。それ以上のまとまった期間働くには、少なくとも一時就労ビザ(H-1B)が必要です。就労ビザであれば一般企業職で最長6年間、大学、研究所などの教育、研究職で通常3年間の就労が認められます。日本語講師職を含め、アメリカで就職したALLEX生の中で目立つのは、プラクティカル・トレーニングまたはアカデミック・トレーニングで就職し、その期間中に雇用主がスポンサーとなって就労ビザを取得するケースです。次に、特に日本語講師職の場合、雇用主となる学校が交流訪問者ビザを発行するケースが挙げられます。また、現地の人と結婚し、永住権(Permanent Residency)を取って就職するALLEX生も少なくありません。
