卒業生の声
大関さんのブログ(West Texas A&M UniversityでPsychology専攻で修士号を取得)
栗田さんのブログ(University of Southern IndianaでLiberal Arts専攻で修士号を取得)
ALLEX卒業生やプログラムを支える先生方からのメッセージです。
以下は第1〜23期生より、参加を考えているみなさんへのメッセージです。
※ 寄稿分、アンケートより原文抜粋しました。
※ IEP/EEPは2012年度よりTAプログラムへと名称が変わります。
「2年前ALLEXのプログラムが始まるころ、きっと2年間はあっという間に過ぎていくんだろうなと思っていましたが、今卒業を控えてやはりその通りだったと実感しています。1年目はただただ毎日の日本語クラスの準備と、自分の取っているクラスの課題に追われてひたすら頑張っていました。責任を感じ過ぎていたのか、BARにもPARTYにも参加せず、勉強ばかりしていました。この時が人生で一番集中して勉強したとおもいます。勉強は頑張っただけ成果が出たり、日本語のクラスの生徒の上達をみたり達成感はありましたが、あまりに勉強ばかりで2年目からは肩の力を抜いて楽しもうと考えました。学校のテニス部にも入り、アメリカ人の友達もでき、充実してきました。ALLEXのプログラムに参加できて,本当に光栄に思います。目の前の課題だけを考えるともうだめだと思うことは多かったですが、それ以上にいい経験ばかりをさせてもらって最高の2年間を過ごせたと思っています。 きっとみなさんも自分を責め過ぎず楽しもうという気持ちでいれば、素晴らしい経験ができます。ティーチングに納得行かなかったりうまく行かない時もありますが、乗り越えながら前に進んでいって後で振り返ると成長したなと実感できると思います。 ぜひこの2年間、人生で最高の2年間にしてください。学ぶことや体験することで新しい発見がたくさんありますよ。」
Mami Ito
「この2年間で本当に色んな面で自分は成長できたなと思います。教師として、学生として、留学生として、全く違う世界で同時に1からスタートして様々なことを吸収できました。もちろん楽しいだけの2年間ではなく、大変なことや自分の無力さに悔しくなることは多かったですが、その分日本では思いもよらなかったこと・気づかなかった面で自分の糧になることが多くありました。 日本人補習校での仕事は、基本的に土曜日一日だけということで平日は大学の授業に集中することができてよかったと思います。土曜日の勤務後は毎週エネルギーを使い果たし疲労困憊しますが、生徒の成長を身をもって感じられる素敵な仕事だと思います。大学での授業は日本での単位が少し認められたので、多少他の学生に比べて楽だったと思います。クラスは日本の大学と違い少人数で教授も1人1人しっかりとケアしてくれるのでとてもよかったです。 これから留学される方へ、2年後がゴールではなく、留学は次へのステップだと思います。その後のキャリアや生活を意識して実りある時間にしてください。辛いことも多々あると思いますが、周りの人がきっと助けになってくれると思います。」
Ayako Sakai
「思い返せばとてもいい経験になった二年間ですが、一年目は「辛い」の一言につきました。学業と教えることを両立させるのが困難だろうという予測は来る前からしていましたが、BUでは各先生が「自由に」クラス運営をしているので、とにかく何をしたらいいのか分かりませんでした。特に私の場合は、夏のトレーニングもなくBUに派遣されたので、一年目はゼロ、もしくはマイナスからのスタートでした。[…] 二年目になると、授業で学んだ第二言語理論を授業で取り入れたり、自分のクラスの学生を対象に研究を行ったり、学会で研究発表ができるようになりました。[…] 教え方も一年目からはだいぶ変わり、コミュニケーションに焦点をおいた教え方や、一貫したフィードバックの仕方などができるようになりました。そして、学業面では、自分の勉強により力が入れられるようになりました。 ALLEXの派遣生として過ごした二年間は自分の人生にかけがえのない貴重な経験になりました。今までの人生の中で一番濃い二年間だったと言って過言ではありません。もちろん、この二年間本当につらいことがたくさんありました。でも、その分たくさん成長できたと思います。このような機会をみなさんにも掴んでほしいと思います。」
Yuka Akiyama
「ALLEXへの参加を決意し、夏のトレーニングプログラムを受講。大学卒業から半年後には、高等教育機関での日本語教育の教壇に一教師として立っていました。期待と興奮とに胸を膨らませ、夜な夜なレッスンプランに打ち込む日々。刺激的で充実した日々である反面、精神的にはやはり厳しいものでした。 学業との両立の難しさ、経験豊かなインストラクター達と肩を並べ教壇に立っているのだという重圧に苦しめられ続けた日々でしたが、振り返ればいい思い出。結果、人として一回りも二回りも成長することができたのではないかと思っています。 楽しいことばかりでなかったことは確かです。それでも、大学出たて、TOEFLギリギリの私がTA/インストラクターとして大学での教壇に立つことができたのはやはりALLEXのおかげであり、プログラムに参加することができたことを非常に有難く思っています。参加を決意した方も検討中の方も悔いの残らない選択を。私はALLEXでの3年間、本当に楽しかったです。」
Ayumi Susai
「ALLEXの赤いパンフレットを何度も熟読していた日々からもう2年も経とうとしているのか…と思うだけで、涙が出そうになります。先輩方の体験談を読んで「たいへんそうだな~」とは思っていましたが、実際本当にたいへんでした。10歳くらい歳をとったんじゃないかと思う2年間でしたが、私の人生に大きな意味を与えてくれた2年間でした。 これから参加される方に何かお話するとしたら2つ伝えたいことがあります。 1.完璧主義の方には向いていません。 […] 私もはじめは常に何かが犠牲になることに苛立ちと失望を感じていましたが、「しゃあないな~」と思わないとやっていけないので「しゃあないな~」と思うようにしました。もちろん何でもおざなりにすることをお勧めしているのではなく、すべてに全力で取り組むことはとても大切だと思います。でも毎日あまりに忙しすぎる。忙しい中で小さな気分転換やリラックスを見つけることが必要だと思います。 2.学位か教師かどちらかしか興味のない方には向いていません。 […]はじめはどちらかしか興味がなくても、ALLEXの趣旨を理解して、どちらもプロフェッショナルに対応できる人でないと、途中で破綻してしまうと思います。 長いようで短く、短いようで長い2年間でした。生きてきたどの日々もかけがえのない日々なのでしょうが、この2年間は、文字どおりかけがえのない日々でした。毎日いっぱいいっぱいだったのに、「やらなきゃよかった」と思ったことは一度もなかったな…あ~、また涙が出そうになってきたので、これで終わります。 最後になりましたが、上野先生とメイソンさんをはじめ、夏や冬にお世話になった先生方、励まし合い傷をなめ合った同期のみんなには、本当に本当に感謝しています。」
Keiko Kawakami
「英語力に自信のない私は『卒業できないかもしれないけどやってみよう』という気持ちでこのプログラムに参加しました。仕事をこなしながら無事に卒業できたことを誇りに思います。 2年間の大学生活はどう考えても「あっという間」ではありませんでした。大学では毎日課題に追われ、土曜日の日本人補習校の授業の準備にもかなり時間をとられ、特に1年目は休む暇などほとんどありませんでした。2年目は少し楽になり、自分の好きなことをする時間を確保して楽しむことができました。 こちらの生活に慣れるまでは大変なことも多いですが、大学の教授たちもクラスメートも親切にしてくれますし、職場の先生方も子供たちもいい人ばかりです。留学前の単調な生活を抜け出して、いろいろな人と出会い、視野を広げられたことが一番の収穫でした。このプログラムに参加するには相当の覚悟が必要ですが、それ以上の収穫があることは間違いありません。何かを犠牲にしてでも参加する価値はあったと思っています。」
Nami Kaneko
「このプログラムに最年長で参加させていただきましたが、まず特に病気もけがもなくすごせたことを感謝しています。 それから、なにもかも一人でアメリカに来る準備をすることは到底無理だったでしょうから、ALLEXの日本語プログラムを通してこちらに来られたことに本当に感謝しています。 日本語を大学で教え、また手話を耳の聞こえない先生から習い、DEAF Cultureを学べて本当に貴重な経験がたくさんできました。だれも知り合いのいない地にまったく一人で来て、悪戦苦闘の連続でしたが、Older adultでもそれなりに適応しながらやれることも無理せずにできる範囲で過ごすうちに地域の友人もでき2年目はずいぶん楽に生活できるようになりました。 迷っていらっしゃる方は、まずはALLEXの扉をたたいてみてください。」
Yuki Yanagi
「IEPに参加させて頂いて、大変だったけど本当に貴重な経験をすることができて心から感謝しています。はじめの1、2年は、ただTeachingと自分の勉強に追われ、あっという間に過ぎていったと感じています。2年目の終わりぐらいから、やっと自分の勉強したい分野や、おもしろさが分かってきたという感じで、それと同時にプログラムは終わりに近づいていました。それでも、まだ足りない、もう少し勉強したいという思いが出て来て、次の目標を考え始めました。私の場合は、環境がとても恵まれていて、Teaching においても、自分の勉強についても、先生方が惜しみなくたくさんの指導をして下さり、そのおかげで勉強することの楽しさやTeachingの方法などをたくさん教えて頂きました。 […] これから参加される方へ、私自身の経験からの意見ですが、バランスの取り方がとても大切だと思います。他人と比べるのではなく、自分のペースできちんと仕事や勉強をし、完璧にできなくても、自分自身も学んでいるのだということを忘れないのが大切だと思います。時間も心も、切り替えるべき時には切り替えるということを忘れないで、実りの多い時間にしてほしいと思います。」
Hiroko Katsuta
「大学学部時代にアメリカの大学に交換留学を経験して以来、大学院留学をずっと目指していました。金銭的な面から言って、IEPが非常に魅力的でした。過去の参加者の方々の体験談を読んで、仕事と勉強の両立ができるのか不安になりましたが、これは1つのチャンスだと思ってプログラムに参加しました。 実際に2年間を経験してみて、やはりとても忙しかったです。特に、最初のセメスターは何も分からず必死でした。幸い、私の派遣された学校には日本人の留学生もいましたので、日本語で話をすることができて助かりました。教えることに関しては、私はプログラムに参加するまで日本語教師の経験がなかったのでかなり不安もありました。最初は学生の前に立っただけで緊張して、全く余裕がありませんでした。しかし、時が経つにつれて教壇に立つことにも慣れていき、2年後には教えることが楽しくなりました。貴重な経験ができたと思っています。」
Azusa Kojima
「私は、毎週土曜日に日本人補習校で働きながら、平日は大学院で教育学を学びました。補習校は皆仲良く、アットホームな雰囲気で、楽しんで教えさせていただくことができました。色々な教科を教えるにあたって、自分自身も勉強になりました。 大学院では、素晴らしい先生方に恵まれ、多くのことを学ぶことができました。先生方やクラスメイトは皆とても親切で、いつもサポートをしてくれました。授業内容も充実していて、とても興味深かったです。 ALLEXプログラムに参加して、とても貴重な二年間を過ごすことができ、感謝しています。これからプログラムに参加される方も、大変なこともあるかと思いますが、きっと貴重な二年間になるのではないかと思います。頑張ってください。」
Hitomi
「2年前、IEPの先輩方の感想を読みながら、とても不安でした。学業とティーチングの両立がどんなに大変か、伝わってきたからです。 しかし、実際2年間の派遣を終えて思い返すと、そんなに大変ではなかったと思います。確かに、初日に教室へ向かう時の、手が震えるような緊張感や、頻繁に夜中の3時までオフィスに残って授業準備や自身の課題に取り組んでいた最初のセメスターを思い出すと、よくがんばったなぁ、と思います。でも、自分が好きなこと、熱中できることに取り組んでいる時って、楽しいものじゃないですか。毎日大変だったことは事実かもしれませんが、苦痛だとかやめたいとか、ネガティブな気持ちになったことは一度もありませんでした。だから大変だ!と思いながら過ごす日々ではありませんでした。 それだけ、ティーチングも、院生としての自分の学業も自分に合っていたんだと思い、このプログラムに参加できたことに感謝しております。私のケースでは、1年目終了後、大学の方針変更と予算カットのために、日本語プログラムがキャンセルされてしまうという事件が起こりました。しかしながら、そのときに生徒や大学の仲間が、プログラム継続のために一生懸命署名活動してくれて、自分がこの生徒たちに少しでも影響を与えることができたんだなと思うとうれしく思いました。 2年目からは残念ながらティーチングができませんでしたが、その代わり、自分の学業に専念することができました。すばらしいアドバイザーや教授に恵まれ、学会で発表したり研究のお手伝いをさせていただき、研究者として中身の濃い1年を送ることができました。私のケースは特別ですが、みなさんも様々なハプニングやチャレンジ、出会いや発見が待っているこれからの2年を、不安よりも期待を大きく持ってスタートさせてください。きっと素晴らしい経験になると思います。」
Hiroko Machii
「ALLEXのプログラムに参加できたことを本当に誇りに思います。 私が日本語教師としてまた大学院生として過ごした二年間は、とても複雑で濃厚だったものにも、又とても簡素で淡白なものだったようにも思えます。最初の学期は、思うように教えられない自分に腹が立ったり、大学院のクラスとの両立で慌ただしい毎日に追われてストレスがたまる一方でした。[…] 自分と向き合って色々と考えながら作業をこなしているうちに、自分がしなくてはならないこと、自分がしたいこと、また周りの人とのかかわり方など、とてもシンプルな答えを導き出せるようになりました。 不思議と、自分の考えが簡潔に固まると自然に自信もでき、自分のおかれた状況に心から感謝し色々なことに励むことができました。 これから参加しようと考えている方は、ぜひともこの機会を逃さないようにしてほしいです。 教えることで、私は何より自分が成長できているのを感じました。まだまだ未熟だと自分でわかりながらも、少しずつでも前へと進んでいっている自分を実感できる機会は本当に素晴らしいものです。色々なことが起こると思いますが、その全てを人生のスパイスにして人生をより奥深い、そして簡素なものにしていけると思います。」
Emi Tozaki
「ポートランドでトレーニングを受けた時の事を遠い昔のように感じます。あの時は、不安と期待で胸が一杯でした。多分、期待の方が多かったように思います。『どんな生徒達と出会うんだろう』『大学院のクラスは大変だろうなぁ』などと漠然と考えていました。 実際にルイジアナに来た後は、一言で言えば「毎日必死に生きてる」感じです。インストラクターと大学院生の両方をこなすのは、本当に大変です。この大学に日本語インストラクターは私しかいませんから、誰かに頼る事は出来ません。[…] なかには講師に対して、ものおじせず意見してくる生徒もいますから、自分の方針や意見をはっきり言えなくてはなりません。そういう意味では、自分が多少強くなったように思います。 […] 今、振り返ると、正直、つらかったなぁという思いの方が強いです。ですが「あきらめずに進み続ける事」の大切さも学びました。そして、人との出会いもあります。つらい時に手を差し伸べてくれた人には、感謝の気持ちで一杯です。これから何年経っても、ルイジアナでの生活は忘れられないと思います。『あの時、あんなに頑張れたから、今回もやれるさ!』と励ましてくれるような気がします。」
Akiko Fujino
「日本人としての自分の存在そのものが学生等の学びに反映していることを実感させられた2年間でした。 EEPのミッションは本当に意味が深いと思います。大げさに言えば、日本語を通して社会に貢献できるひとつの機会なのではないでしょうか。生活面に関しては、大学の大変丁寧なサポートのおかげで、充実した日々が送れました。もちろんいろいろな苦労はつき物ですが、外国での経験にポジティブでいることは大切だと思うし、それから委員会のスタッフからのアドバイスや協力もあるので、自分を見失わずに頑張れると思います。」
森若葉子
「大学院での二年間は二足のわらじ生活で、いつも締め切りに追われ、心底リラックスできる時間というのがありませんでした。しかし、それが終わった今、あの日々はかけがえのない、私には必要な時間だったと思います。 EEPに参加したことによって、新たな可能性を見つけることができ、素晴らしい出会いがたくさんありました。また、これから起こるであろう少々の大変なことは乗り越えられるという自信がつきました。」
松本和子
「社会人生活の長かった私には失う(捨てる)物が多すぎて、 EEPへの参加決意がなかなかできませんでしたが、思い切って参加して良かったと思っています。失う物も確かに沢山ありましたが、それ以上に得た経験は自分を成長させたと思っています。結局、一度しかない人生、悔いのないように生きることが何よりも大事だと思います。 EEPへの参加は自分自身の新たな才能(?)を発見する良い機会となりました。」
石井久美
「このプログラムに参加したことで日本語教師になる!という新たな目標ができた。また、2年間教えてきたことが自分への自信にもつながった。たくさんのすばらしい人達に出会え、また彼らは、2年間に経験した事と共に一生の宝になると確信している。」
井上洋子
「 EEP生としての2年間で日本語教師として、また一方学生として2つのポジションを両立しながら2年間を過ごした経験は、アメリカで生活し大学で自分の専攻を勉強できたというだけでなく、もっと多くの意味で私の人生の財産となるものでした。」
明浦綾子
「 EEP参加は、ゴールではなく、通過点だと思います。私の場合は、日本語教育に対する興味が、興味以上の意味を持ちはじめました。今後は本腰を入れて日本語に関わっていきたいと思います。[…] 迷っているのなら、何か新しいことをはじめてみたいなら、EEPに応募してみるのも選択肢の一つです。EEPの2年間は私に自信と、将来の夢と、人脈をあたえてくれました。同期のEEP生、先輩、委員会のスタッフ、いろいろな人に助けられました。大変なことも多かったけど、得たものの方が重要だと思います。私は自分の選択に満足しています。」
櫻井由紀
「私の場合は①日本語を教えてみたい②もう一度大学に戻って勉強したい③海外で暮らしてみたい、というかねてからの3つの夢を叶える為の参加でしたが、こんな新しいことづくめの夢が簡単にかなうほど、世の中甘くありません(笑)。[…] 私のEEP生活は1日24時間では足りないほど忙しく苦しいものでしたが、同時に自分の全生活能力を駆使し、自分を見詰め直し、新しい自分の力を発見した非常にユニークな2年間でした。この経験が今後の自分にどういう形で役立って行くのかまだわかりませんが、ひとつ言えるのは『自由になるお金も時間も空間もあまりなかったけれど、すごく一生懸命生きていた』という事です。こんな生活は日本ではなかなかできません。」
塩谷奈緒子
「自分の人生の中で最も大切な時間となりました。楽しかったこと、苦しかったこと、悩んだこと、喜んだこと、全て、派遣先での2年間は、その人によって全く、違うと思います。[…] EEPで最も大切なもの。それは同期の仲間。I love them so much! こんな人達とめぐり会える機会はめったにないと思います。と、いろいろ書いても、参加するまでは、どんなコメントも時にはcheesyだったり、現実味がないんですよね。僕自身もそうでしたけど。2年間が過ぎて、実際にアメリカに来る前に読んだこと、見たこと、聞いたことが、1000%クリアーになりました。そして、自分も後輩たちに同じことを言うんだと思います。とっても奥が深いですね。」
山本真一
「これから1~2年の参加をお考えの方、思い切って飛び込んでみて頂きたいと思います。年齢のこと、就職のこと、人生設計のことなど、迷う要素はたくさんありますし、私にもありました。1年派遣が終わって、実は2年派遣希望のままで、学位をとればよかったと思う時もあります。でも、飛び込んでみて、損はなかったし、成長した自分を実感しています。是非、将来の自分に投資する気持ちで、チャレンジしてください。」
藤永早智子
「日本を出る前は『こんなに都合のいいプログラムがあっていいのか。何かだまされているんじゃないか。』と疑心暗鬼であったが、日本出発前の研修会でその疑念は払拭された。この文を読んでいる皆様は、私もそうであったように『こいつ、サクラなんじゃないのか。』と思われていることであろうが、どうぞ安心して下さい。このプログラムは、真剣に日本語教育のことを考えておられる真摯な方々が主催している非営利のプログラムであり、このプログラムの資格の取得を可能にしたものは、あなたの持ち合わせている才能と情熱です。どうぞ疑うことなく、自信を持って挑戦してみてください。」
小野田航介
「素朴な楽しみ(例えば、友達と集まってパーティーしたり、食事をしたりというもの)とか、人の温かさとか、味わうことが多く、2年間を今、振り返って、本当、内容の濃い、充実した日々だったと、とても満足しています。Teachingをする事もなく、学生だけやっていた留学生は、何か、よりどころがないのか、ブチブチと文句を言ってた人も多かったようです。その上、日本語を教える事に、予想以上の楽しみを覚え、途中でmajorを変え、卒業後には、日本語教師の職を得る事もできました。貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。」
吉川尚余
「期待どおり、EEPに参加して本当によかったと思っています。私が期待していたのは、自分をより強くたくましくする経験。だからつらいこと忙しいこと等は(もちろん経験している時はとにかくつらかったけれど)EEPに参加しているらこそ経験できる前向きなhardshipだったと思います。どんなに忙しくても、つらくても、自分のしたいことをしているという実感が私を支えていたし、いろいろなことをのりこえる原動力にもなりました。もともとがバリバリ行動するタイプではないので、アメリカでいくつも問題を解決してきた自分がうそのようでもあります。」
清水敬子
「学位は日本でも取得できます。留学はEEPに頼らずとも手配できます。EEPが自分の貴重な2年を捧げるのに値するのは、-日本語教師の実現、-それに際する最小限の費用、-組織内での横のつながり、をサポートしてくれることだと思います。」
竹本卓志
「EEPに参加した事によって、生きて行く力が付いたと思います。自分で人生を切り開くと言うと大ゲサかもしれませんが、何から何まで他人に頼らずしなければならないという状況に放り出され、強くなったのは事実です。日本語を教えるのも楽しかったのですが、それよりも芯が太くなったというプラスの方が大きいと思います。[…] 2年間鍛えられ、又色々な人に励まされ、あのまま日本にいたのでは送れなかったであろう本当に充実した日々を送る事ができました。私にとってEEP生としての2年間は大きなステップになりました。今後も学生生活が続くのですが、EEP時代に培った気力・体力で忙しさも乗り切れると思います。」
大森恵
「EEPに参加したことは、心から満足している。EEP生選考も非常に公正だし、委員会と大学とが契約[受け入れを合意]しているためか、大学側の受け入れもしっかりしていて、2年間落ちついて勉強できた。私の場合、子供連れだったにもかかわらず大学側は温かく迎えてくれ、息子も学生達に可愛がられながら、のびのびと生活できた。」
高橋恵里子
「私はこの2年間、ものすごく人との良い御縁に恵まれました。[…] 派遣先でもみんなに可愛がってもらいました。黒人、白人、ヨーロッパの人、ユダヤ人と知り合いになって、同じ国(USA)に暮していても、それぞれの人種・文化背景によって考え方が違うことを改めて体験し、異文化人たちが共に暮すことに要する努力について考えさせられ、全く異なる人々が友情を持ち愛し合えるということに感動しました。[…] もっと沢山の人に私のような経験を持って欲しいし、より多くのアメリカ人に生身の日本人にふれて、日本語(+文化)を知るようになって欲しいと心から思っています。」
能町和子
「『ええっ?旅行を含めて海外に出たことが一度もないの?』 2次面接の席で驚かれたことを懐かしく思い出します。おまけに英会話力にもからっきし自信がないときていた私が30過ぎて仕事を辞め、EEPに参加したわけですから、大胆な決断だったと今もって思います。 […]日本での社会人経験は日本語教育・自分の勉強の両面で、具体的に生かすことができましたし、何よりも当時の働き蜂の日々と比べることによって、ここでの多忙な毎日もまるでパラダイスだと、信じることができました。日本人が数少なく日本語教育もまだ歴史の浅いこの州にEEP生として派遣されたおかげで、翻訳・通訳・講演など自分を試すチャンスにも数多く恵まれ、ここのコミュニティーに私なりの貢献をすることもできました。」
飯森達也
「もし、あなたが今、日本語を教えるのと学生をすることを両立できるのだろうかと迷っているなら、迷わず飛び込みましょう。そのくらい忙しい方が、つまんないことあれこれ考えなくていいし、日本語を教えるということが学生としてのあなたに与えるmeritはとてもとても多いです。勉強で疲れた時に、真剣に自分の話を聞いてくれる学生の顔は、何よりも力を与えてくれます。全身にビリビリくる達成感を味わうには、かっこうのプログラムですよ、EEPは。」
鈴木義幸
「自分の勉強etc.で行き詰まった時、私のクラスを楽しみにしてくれている生徒達がいたから頑張れた時もあった。彼らの中で、日本に行った人や日本関係のコースをとり始めた人なんかにとって、私やEEPが少しでも役に立てたのならとても嬉しい。EEPは、これから生きていく上で初めの一歩に過ぎないけれど、とても貴重で、luckyな一歩になったと思い感謝している。」
高松有紀
「この二年間は一秒一秒が意味あるものでした。来るべきしてここへ来た、と振り返って思います。[…] 派遣先での生活は同僚や友達に泣きついては助けてもらいつつ、新しいことに挑戦する毎日でした。時間との「一期一会」を肌で感じた時でもあります。その時その日を一生懸命やっていく彼らを見ていて、「成功」というのはその行動力・向上心を以て、自分の中で何かを達成していくことだと知りました。競争相手はほかの誰でもなく自分であることを改めて知らされました。こうして自分というものを発見していくことを繰り返し、やっと自分が見えてきたような気がします。(人生というのはこんなものなんでしょうね。) この二年間ほど自分というものと向き合い、考えた時間はありませんでした。」
中瀬恵子
「日本語教師としては自分の能力不足に相当悩みましたが、自分にできる最善を尽くすしかないと開き直り、手をぬくことだけはしないようにしました。生徒とは日本語以外のことでも相談にのったりと個人的配慮を配る様心がけました。そのおかげでしょうか、卒業時にはお祝いのカードやプレゼントをもらったり、別れを惜しんで泣いてくれる子もいたりして教師冥利につきる思いをさせてもらいました。悩みも苦しみも多い2年間でしたが生徒から信頼される喜び、二足のわらじを全うした充実感はそれを補ってあまりあるものでした。」
西岡由紀子
「“未知は自分で切り開いていくもの”-2年を終えてそう実感している。逆に言えば“望んで努力をすれば、実現しないことはない”。参加する前以上に、人生に対して積極的、前向き、そして欲張りになったと思う。親しい友人からは、顔つきが(良い意味で)変わったと言われる。期待半分不安半分ではじめたEEPでの生活をきちんとまっとうできたことは、私にとって大きな自信になった。」
山口麻子
「本当に充実した二年でした。[…] EEPに参加して、いちばん良かったと思うことは、生活を楽しむ態度を自分のなかに育てることができたことだと思っています。苦労もたくさんしたけど、お金もあんまりなかったけど、自分のしていることがいつも楽しくて、毎日が充実していました。二年前よりも少し成長した今の自分が好きです。そして、これからも、少しずつよりよい自分を見つけてゆきたいと思っています。」
江田早苗
「これはあまりうまく説明できない感情なんですが。EEPというこれといって形のないものに強い所属意識をもっているのは不思議です。学校のように建物があるわけではないし、とても短い時間を一緒にすごした同期生に強い同期生感情を持ってしまうのは何なんでしょう。[…] 違う空間で、違う体験をしたはずなのに、何かを確実に共有しているんでしょうね。ちょっとてれくさいですけどEEP生だったことは一生の誇りです。」
山田千恵子
「大学院の勉強で自信をなくした時は、日本語の先生としてかわいい学生の顔を見ると、「私も誰かの役に立っている」と元気になりました。日本語を教えることがとても楽しいので、将来も続けたいのです。それが分かったことはとてもよかったです。」
山本伸子
「このプログラムに参加して本当によかった。この気持ちは、アメリカを離れるときも就職活動に苦しんでいる今も変わりません。このプログラムを通して得たものはそれこそ数えきれないほどあるけれど、その中でも、苦楽を分かちあった同期生のネットワークは、これからも続いていく一生の財産だと思っています。」
塩沢雅代


