卒業生の体験レポート

ALLEX卒業生より、参加をお考えのみなさんへのメッセージです。

※ 体験談は、アンケートより原文抜粋しました。
※ 卒業生の留学体験記は、こちらからダウンロードできるプログラム資料に多数記載しています。ぜひご覧ください。

「日本語教育に携わる中で、ALLEXの存在は昔から知っていましたが、まさか自分が実際に合格して、大学院生になるとは、5年前の私は考えてもみませんでした。大学卒業後、日本語教師として働く中で、一生日本語で食べていくなら、最低でも修士号は取得せねばと思っていました。日本の大学院に進学することも考えましたが、大学で教えながら大学院に通えること、将来、英語圏の大学で教えたいことを考えたとき、ALLEXが私の夢を叶えるのに一番近いと思い、応募を決意しました。金銭面を工面するのに時間がかかってしまい、20代最後の年で、ALLEXに合格、大学院入学を果たしました。いざ、ALLEXのサマープログラムが始まると、同じ世代のALLEX生が数多くいて、励まされました。また、新卒や若いALLEX生とも仲良くなり、一緒に切磋琢磨し、まさに、生涯の仲間を作ることができました。 私が派遣された大学は、日本語専攻の学生も多く、1クラス25人と、大きいクラスもあります。この大学で、わたしは1年生から4年生まで、様々なクラスを担当しました。この大学に派遣させていただいて、本当によかったことは、希望していた通り日本語教育を思う存分学べたこと、日本が大好きな学生に会えたこと、それから、素晴らしい教授と同僚に出会えたことです。もちろん、ティーチングと学業の両立は大変なときもありましたが、優しい同僚と先生がサポートしてくださったおかげで、自分の限界まで頑張るということを学びました。将来は、更に深く日本語教育を研究するために、博士課程に進学しようと思っています。ALLEXに応募していなかったら、博士課程に進学するなんて考えてもみなかったでしょう。このように、自分を信じて夢に突き進んでいけるのも、この2年間のALLEX生活で強くなれたからだと思います。今これを読んでいる皆さんも、いろいろな悩みや不安があると思いますが、自分の可能性を信じて、夢に向かってください。ALLEXはきっとみなさんの夢を叶えるお手伝いをしてくれますよ!」
滝澤くみこ (’15)

「私は日本の大学を卒業した直後にALLEXに参加しました。私のほとんどの友人が就職していく中、ALLEXに参加しアメリカに行くというのは不安でいっぱいでした。しかし、ワシントン大学での研修、派遣大学での仕事を通し、本当に素晴らしい先生方、ALLEX生の仲間、学生との出会いが私の選択を価値あるものにしてくれたと思います。派遣大学では、日本語インストラクター、寮のコーディネーター、そして学生の三つを経験させて頂きました。日本にいた頃は、日本語を教えるなんて夢にも思わなかったですが、研修で学んだ教授法を最大限に活かし、毎回楽しく日本語の授業を行うことができました。週に一度のランゲージテーブル、月に一度の日本文化のイベントなどの企画をたて、日本語プログラムに貢献できたと思います。寮では、コーディネーターという特別な立場ではありましたが、毎日学生と楽しく生活できました。週に4日あるディナーでは、いつも学生と日本語を使い、楽しいことから悩みごとまで話すことができました。学生と共に寮で生活をするというのは、私の派遣大学ならではのプログラムなので、とても貴重な経験をさせてもらいました。学生としては、聴講という形式にとらわれず、ディスカッションに積極的に参加したり、プレゼンテーションを行ったりと、今しかできないことを全力でしていました。これからALLEXの参加を考えている方、ALLEXでは新たな発見、学び、喜び、成長が実感できるプログラムだと思います。少しでも新しいことをしてみたい、挑戦してみたいという気持ちがあったら、ぜひチャレンジしてみてください。必ず楽しく、実りのある1年間、2年間になると思います。」
栗本陽平 (’16)

「ALLEXプログラムに参加させていただいてとても感謝しています。まず、どうしても諦めきれなかったアメリカ大学院留学が実現できたこと自体が私にとっては本当に嬉しかったです。挑戦し続けるのは勇気がいりますが、ぜひ諦めずに進んでいただきたいです。この2年間は、日本語を教える楽しさを知れたこと、たくさんの人に出会え色々な事を知れたこと、自分と向き合えたことが大きな収穫でした。日本語の授業は本当に楽しいです。ずっと学生がどうすれば楽しく日本語を身に着けてくれるかな、と考えていました。たまに悩みすぎてしまうこともありますが、そういう時は先生方や他のALLEX生に相談して力を貸していただきました。大変なことが多いからこそ、学生ができた!やった!という顔をしたとき、楽しい!と言ってくれるときにやりがいを感じます。大学では特別多くの授業を受けさせていただいたので(物凄く忙しかったですが)その分学ぶことも多かったです。あまり英語で自分の意見をいうことが得意ではなかったのですが、少しずつ発言することができるようになったのも、たくさんの授業を取って経験を積むことができたからだと感謝しています。授業だけでなく、ありとあらゆることで友人や生徒から気づかされる学びも多かったです。あとは、アメリカ各地を旅行したり、やることはたくさんあっても時間はいくらでも作れますし、自律がとても大切でした。やってみれば、続ければ、失敗しても少しずつできるようになると思います。きっと楽しく実りある2年間になりますので、一歩一歩進んでみてください。」
小田実穂 (’15)

「私は日本の大学を卒業とともにALLEXに参加させていただきました。その当時は自分のやりたいことや目標がわからず、今振り返ってみると参加動機は曖昧だったかもしれません。何より自分がここまで日本語教育の分野に惹きこまれることになるとは思ってもみませんでした。派遣先ではレベラルアーツカレッジならではのとてもユニークで貴重な経験をさせていただきました。国際関係学部の学生として歴史、経済、人類学など幅広い分野を学ぶなかで、視野が広がっただけでなく日々自分に挑戦することができました。特に時事問題に関してのパブリックディベートに参加した経験はまさに自分のコンフォートゾーンから抜け出すきっかけとなりました。そしてなにより、日本語のクラスはいつも本当に楽しかったです。日本語を教えた経験は一度もなく不安になることも多かったですが、日々学生の成長を実感したり、自分が企画したアクティビティーを学生が楽しんでくれた時、本当に幸せな経験をさせていただいていると心から思いました。正直この二年間は充実していた分、日本語のアシスタントとしても学部生としても自分の至らないところばかりに気がいって、落ち込むこともとても多かったです。辛い時、派遣先の先生方や一緒に生活していた他言語のアシスタントの皆さん、そしてサマープログラムを共に過ごしたALLEX生のみなさんの存在に日々励まされました。この二年間での一番の収穫は、完璧じゃない自分を受け入れることも成長の一つだと考えられるようになったことだとおもいます。そしてなにより、プログラムを通して心から尊敬できる先生方や数々の国際色豊かな友人たちに出会うことができました。参加を考えている方、最初は誰でも自信が持てません。私も同じでした。でも新しい出会いは確実に自分を成長させてくれたと思います。皆さんがALLEXを通してそんなかけがえのない出会いに恵まれるよう、心から応援しています!」
今井のぞみ (’15)

「このプログラムに参加できたことに、心から感謝しております。日本語を教えるという役割を通して、今まで知らなかった自分の関心や持ち味が見えるようになりました。またとても魅力的なALLEXの先生方やスタッフの皆様とのコミュニケーションを通して、物事をポジティブに考える回路が頭の中に開通したようにも思います。ホスト校でも人の縁にたいへん恵まれました。世話役の先生を中心に学部全体で私のことを気にかけて下さって、ホームパーティーやイベントに誘っていただく等人の温かさを毎日感じていました。また日本語教育の面では、ベテラン講師の先生のもとで初級から中上級までの3クラスを担当し、幅広い知識や経験を得ることができました。講師の先生の教授法の違いはあったのですが、夏の研修で教わった方法を実践するよう応援してくださいました。私の授業案がうまく生徒に馴染むよう講師の先生が前もって必要な知識を説明して下さっていたので、手ごたえ(?)を感じながらチームの一員として働くことができました。州立大学ということで学生数が多く宿題の採点で手が痛くなったりもしましたが、夏の研修で教わったメソッドをホスト校の特徴に合わせてアレンジしていくのは面白さを感じる瞬間でした。学業面では、学内だけでなく地域の移民向け英語教室に参加したり、ナーシングホームの実習に行ったりと座学にとどまらない生の経験的知識を身につけることができました。また、学部の先生が私と同じ専攻の学生をチューターにつけてくださり、当該領域で必要な語彙や表現を増やすことができたのもとてもありがたかったです。今後は、お世話になった感謝の思いをモチベーションにして日本でできる国際貢献を考えてみたいです。」
有原正悟 (’16)

「わたしは1年間のティーチングフェロープログラムで参加しました。派遣先での経験は何にも替えがたい貴重なものとなりました。ご指導いただいた先生方、ALLEXのスタッフの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。このプログラムに参加するまで、わたしは一度も海外で長期間過ごした経験もなく、大学卒業後はピアノ講師やピアニストという全く畑違い仕事をして来ました。アカデミックな環境に全く不慣れな私を、一から丁寧にご指導いただいた先生方や、右も左も分からず戸惑っていた私をあたたかく励ましてくれた同期の仲間、とくにサマープログラムの期間、同じリビングルームを共有した二人のsuitematesにはとても感謝しています。最初は2年のTAプログラムで参加できればと思っていたのですが、私の場合は勉強したい分野が即興を使った音楽療法というとても限られた分野だったので、ALLEXでの一年は修士の学位取得のためにいずれ必要になる心理学が学べる学校を希望しました。派遣先の大学にはとても素晴らしい音楽学部があり、日本語講師としてクラスを担当するかたわら、学生のリサイタルの伴奏をしたり、ジャズ・コンボに参加して学内のみならず学外でも演奏したり、本当に充実した日々を過ごすことができました。学生たちの音楽センスからは日本では得られない多くのインスピレーションを得ることができ、全く飽きることがありませんでした。音楽学部の先生方とも一緒に演奏する機会があり、Deanや学部長はじめ何人かの先生がたには大学院出願の推薦文を快く書いていただくことができました。そのおかげで大学院ではティーチング・アシスタントのポジションを得ることができました。これはALLEXに参加していなければ決して得られなかった恩恵だと思います。このようにわたしにとってALLEXでの一年は、次のステップに進むための大きな足がかりとなりました。日本を離れて異文化の中で過ごすことは苦労もありますが、得るものはとても大きいです。知らず知らずのうちに持っていた偏見や先入観に気づいたり、改めて日本の良さに気づくことが出来ました。ぜひ、より多くの方々にこのプログロムをおすすめしたいと思います。」
神谷清美 (’16)

「周りあっての自分だということを改めて感じ続けた1年でした。以前から言語教育を少しかじってはいたものの、アメリカの大学の教壇に立つことができたのは、ホスト校とのマッチングや夏の研修を始めとするALLEXのサポート、このプログラムを通じて出会えた先生方や同期の存在があってこそのものでした。元々異分野で社会に出た自分にとって、この1年でいい経験をしたと思えることも然ることながら、言語教育の魅力を改めて感じ、分野を転換した自分の選択を肯定的にとらえられたことも大変意義深く感じています。ホスト校は日本語を数年ぶりに開講する大学であったため自分以外に日本語の講師はおらず、授業運営から課外活動にいたるまで自由に任せていただきました。最初このお話をいただいたときは、やりがいのありそうな環境にわくわくしつつも自分にそのような役割が務まるのかとても不安でした。しかしながら夏の研修が始まってからは、先生方の情熱あふれるご指導とその実践的な内容の充実ぶりに、この研修についていけばなんとかなるかもしれないと思えるようになりました。その分エネルギーを消耗して立ち止まりそうになったこともありましたが、その度に先生方や同期からの温かい励ましがとても力になりました。ホスト校に移ってからも、相談事がある度に夏の研修での出会いに何度救われたかわかりません。ホスト校での業務も、温かく見守ってくださる同僚の先生方、常に気にかけてくださる事務の方々、授業に真摯に向き合って日々進歩を見せてくれた学生たちのおかげでなんとかこなしてくることができました。支えてくださったすべての方に心より感謝しております。参加をご検討中の方の中には、海外で勉強・勤務をすること自体を躊躇されている方、他の選択肢との兼ね合いで迷われている方等、様々いらっしゃるかと思います。もし少しでも興味をお持ちになられたら、説明会にいらっしゃる等して情報を集めてみてください。自分の希望する道と100%合致するのか不安になることがあるかもしれませんが、 参加プログラムを決めるうえでも、ホスト校とのマッチングにおいても、またその後の進路を決めるうえでも、客観的にアドバイスをもらえる機会はなかなかあるものではないですし、このプログラムを通じて得られる経験は分野を問わず今後の大きな糧にもなると思います。是非一歩踏み出して新たな道を切り開かれますよう、応援しております。」
三木貴司 (’16)

「私は日本語教師になる方法を探している過程で、ALLEXのことを知りました。ALLEXに参加することが一番賢い道なのか、そこそこ楽しめている仕事を辞めて一から何かに挑戦することが正しい選択なのか、迷う要素を挙げれば限がありませんでした。結局、自分では決断することができなかったので、「合格すればそれも何かのご縁」と腹をくくり、応募しました。金銭上の理由で、Teaching Fellow Programでの参加でした。派遣先では、ALLEXに参加しなければ経験できなかったことばかりの、密度の濃い時間を過ごすことができました。大学の先生方からは、一人の教員として対等に扱ってもらえ、わからないことや困ったことがあれば、惜しみない援助をしてもらえました。日本語のクラス運営は一任されていましたが、相談をすれば、どの先生方も真摯に話を聞いてくれたり、一緒に愚痴を言い合ったりしてくれました。このような先生方とのふれあいは、ストレスや不安解消にもなりましたが、同時に、責任感をもたせてくれました。他の先生と同じように、きちんとした授業をしなければいけないと。自分を鼓舞し続け一学期を乗り切った後、もう卒業必須科目ではないにもかかわらず、次の学期に当たり前のように日本語のクラスに座っている顔なじみの学生を見た時の、感動と感謝の気持ちは一入でした。最後まで、ああすればよかった、こうしたほうがいいのかと、常に反省と試行錯誤の毎日でしが、それがおもしろいと思えたことは、自分の中での大きな成長だったと考えています。ALLEXの夏の研修はあっという間ですが、多くのことを学ぶことができ、派遣期間終了後にどのように日本語教師のポジションに応募するか、どんな大学院で日本語の勉強を続けることができるかなど、実用的な情報も与えてくれます。夏の研修のクラスメートには、派遣先の大学院で理系科目やビジネスでの修士号の取得を目的としている人もいたので、ALLEX参加にあたって、日本語教師を目指している必要はありません。研修終了のころには、理系の人も「日本語を教えるの、おもしろいかも」と言っていましたが。ALLEX参加の目的も、参加後にどのような未来が待っているかも、人それぞれだと思います。ただ、ALLEXは派遣先でもやっていけるようにして、送り出してくれました。そして、私のALLEX参加の感想は、思い切ってALLEXのドアを叩いてみたら、想像以上にいろんなドアが開いたという感じです。自分の可能性を見てみたい人、1年後、2年後の自分にかける覚悟のある人を、裏切りません。」
青木利江 (’15)

「私の人生は、ALLEXプログラムに大変助けられました。応募前の時点で、自分のやりたいことはあったものの、どこの大学院に行ったらよいのか、はたまたどのようにキャリアを積んでいったらよいのか、進んでいく道がはっきり日本では見えていなかったので、ALLEXプログラム参加を通しての渡米は私の今後にとってプラスの選択なのか、という迷いも大きかったです。日本に残ってできることをやっていくほうがよいうのでは、とも思いました。ですが、プログラム終了を目前にして、参加させてもらえて本当に良かった、と断言できます。アメリカの大学で大学院生として勉強しつつ、教える身として日々業務もこなしていくのは、なかなかハードでした。特に最初の一年は、なれない環境、しかも異文化の中で、気持ちの余裕なく日々必死で課題や授業をこなしている状態でした。そんな中でもやっていればだんだん慣れてきますし、何より分からない中でも何とかなる、何とかできる、という度胸がついて、人としても成長できたかな、と感じています。今後の進路についても、やっていきたい分野がどの地域・大学で盛んに研究されているのか、また研究するときの視点の違いなど、アメリカに来て大学院で学んでこそ知ることができたことも多く、今後の大きな指針となっています。ALLEXのプログラムに応募するかどうか、迷っている方もいるかもしれませんが、私も散々迷った挙句に参加させていただいて、この選択をして幸せです、と自信を持って言えます。実際日本から外にでて大学に属してみて、得られる情報も大きく変わりましたし、異文化の中でやり抜く経験は、人を強くしてくれると思います。一人一人、人生設計は異なると思いますが、もしも迷っていらっしゃるのであれば、思い切って挑戦してみることをお勧めします。よく聞く言葉ではありますが、やらない後悔より、やって後悔。やり始めた後は、自分次第でどうにでもなります。」
立林瑞穂 (’15)

「大学院の奨学金を探しているときに、ALLEXのウェブサイトを見つけました。日本語を教えたことなんてないし、本当に自分に出来るかどうか不安でしたが、今は参加できたこと、本当に感謝しています。夏のプログラムを通して、たくさんの素敵な友だちが出来、プログラムの後もたくさん支えて頂きました。本当に、たくさんの人に支えていただいて、無事2年間を終えることが出来ました。 大学院生としても勉強をしましたが、「先生」として大学で働ける機会をいただけたのは本当に有難いことだと思います。私の大学は小さい大学だったので、言語の垣根なく、フランス語、ドイツ語、スペイン語と色々な言語の先生方と交流できる機会がたくさんあり、また大学がどのように運営されているのか、その一部分を見ることが出来たのもいい経験となりました。また他言語のTAたちと一緒に同じ家で生活することで、とても仲良くなり、一緒にプエルトリコやグランドキャニオンに旅行をしたり、イベントに参加したりしました。日本では考えられない貴重な経験と貴重な人脈ができたなぁとしみじみ思います。参加を考えている方、色々悩むことは多いと思います。私自身、仕事を辞めて、20代後半の留学になったので、今後の就職のことなどを考えると不安になることもありました。でも、後悔は全くありませんし、必ず次のステップが見つかります。後悔だけはしないよう、「やりたい、行きたい」という気持ちを大切にしてください。自分の人生にとって、なにが一番大切なのかを考えて、行動してみてください。有意義な2年間もしくは1年間をお過ごしになれることを祈っています!」
佐々木美千子 (’15)

「私は自分に自信を持てるようになるために、このプログラムを選びました。日本語を教えながら学業に励むのは正直、簡単な事ではありません。しかし、2年間という時間を有効に、かつ、有意義に過ごすことが出来るのがALLEXの何よりの魅力であり、このプログラムを選んだ事に後悔はありません。何度見ても鳥肌が立つ先生達のテクニックに、見よう見まね、練習を重ねたサマープログラム。恥ずかしさを捨てて、人前で何度も練習したティーチングデモや、同期と知恵を出し合いながら作り上げた教案。あれほど時間をかけて、じっくりとティーチングの事だけに集中出来る機会は、今思うととても貴重なものでした。テクニックだけではなく、心から信頼し、共に成長出来る仲間が出来たのもALLEXのおかげです。派遣先の学校は様々で、受け持つ学生も多種多様です。そういった環境で、どのように柔軟に対応していくのか、工夫を凝らして行くのかが日本語を教える上で大きな挑戦になってくると思います。悩むことも多いですが、生徒達の事を思うと夢中になれる自分がいます。自分が何をやり遂げたいか、どういった方向に進みたいか自分に問いかけてみてください。もしそれがALLEXの方向性と重なるならば、挑戦してみる価値があると思います。」
藤唯可子 (’15)

「私は大学を卒業してからすぐにALLEXに参加しました。アルバイトはしていましたが、費用の大半は親に支払ってもらわないといけませんでした。私も含めて両親もALLEXについては何も知らず、信用できるのか、周りが就職をする中でどうしてまたアメリカに行くのかとたくさんの話し合いを行い、それでも応募することに決めました。最終的に派遣先が決まった時は、どんな二年間になるかは想像もできませんでしたが、大変嬉しかったことを、また同時にとても不安だったことを覚えています。夏のプログラム、また大学院での二年間を通して、知識や経験など想像していた何百倍、何万倍もたくさんのものを得ることができました。その中でも、人の縁に本当に恵まれたと思います。夏のプログラムは日々めまぐるしく、経験豊富なほかのALLEX生達に引け目を感じたり、本当に日本語の教師として二年間やっていけるのかと、思い悩むことも多い日々でした。しかし、先生方の情熱や仲間との協力を通して、日本語を教えることの楽しさや新しい考え方の人との意見交換など、いままで体験したこともないような濃く、人として成長できた二か月を過ごすことができました。ミシシッピに来てからは、日本の企業で大人を教えたのですが、夏のトレーニングのようにはいかず、はじめはどうしていいか日々模索、失敗の連続でした。授業の課題も今までとは量も質も違い、一年目はいっぱいいっぱいだったことを覚えています。そんな中でも、こちらで出会った友達、さらに夏のプログラムで仲良くなった仲間たちの手助けや、日本語の先生の細やかなご指導のおかげで、生徒に合わせて柔軟に、生徒にとって一番の授業を作れるようになっていきました。私の生徒は仕事の合間に日本語の授業をとっており、疲れ切った姿を見ることも少なくなく、日々とても責任を感じています。うまく授業が進まなかった日は、生徒の時間を無駄にしてしまわないように、失敗をクラスの向上につなげようとまたさらに努力をするきっかけとなりました。二年目に入った今でも、初めて感じた日本語を教える魅力、底深さ、自分の未熟さ、仲間の視野の広さや助けなど、毎日が刺激と気づきでいっぱいです。二年間を通じてここまで自分が変わると思っていませんでしたが、一番変化した部分は自分に自信を持てるようになったことだと思います。常に自分はどこか人に比べて足りないという気持ちがありましたし、今でもよく、経験豊富な仲間の姿やクラスづくりの壁にぶつかる度に、自分ではだめなのではないかという思いが横切ることもあります。しかし、夏のプログラムから未知の世界に次々と自分で飛び込んでいったこと、経験豊富な仲間がもてるような魅力が自分にもあることに気づいたことなど、二年間を振り返る度に、いままでの自分では成しえなかったことを思い出し、それがさらに、教師として、また人として自分を磨く糧となっています。初めはなにもかもが不安で迷うことだらけだと思います。しかし自分の経験から言えることは、常に仲間の支えがあること、そして失敗をしたとしても、かならずそこから学びがあり、状況や自分をさらに改善することができるということです。ALLEXで頂いたこの二年間の経験は、一生に一度経験できるかわからないほど自分を成長させてくれ、また会うこともなかったであろうたくさんの人と出会うこともできました。今参加するか悩んでいる人にも、ぜひALLEXを通じて、新しい人や考え、経験に、そして新しい自分に出会ってもらえたらと思います。本当にありがとうございました。」
長田あずさ (’15)

「新たな一歩。参加させて頂いてから初めてのアメリカ生活、お仕事そして大学院生活と、新たなことに同時に直面し大変な思いしましたが、困難を一個ずつ乗り越えて今自分の好きな勉強ができていることにとても感謝しています。振り返ればALLEXに参加させて頂いたことが自分の人生の分岐点だったような気がします。私は理数系なのでALLEXに参加して本当に自分の好きな勉強ができるのか心配でいましたが、皆さんの尽力のおかげでやりたい専攻ど真ん中に進むことができました。慣れない土地でのお仕事と学業の両立でたくさんの苦労をすることになりましたが少しずつ克服する自分が嬉しくて、かつてはかなわないだろうと思っていた夢も今なら達成できるのではないかと挑戦する気になっています。さらにボランティア活動で現地の小学校に出向いたり地域活動に参加したり今までできなかった経験がたくさんできて自分の新たな一面を発掘できたような気がします。なにより尊敬できる先生、かけがえのない仲間に出会えたことが大切な財産になりました。私ができるアドバイスとしては、2年間はとても短いのでぜひ挑戦してみてほしいということです。2年間はとても濃く充実したものになると思いますが、その後の人生のほうがもっと長く濃いものになるはずです。きっとALLEXは視野を広げ、チャンスを掴み、人生を変えるスタートテープを与えてくれると思います。」
茂櫛 健太郎(’16)

「ALLEXに参加したことで私の人生の新しい扉が開きました。次の進路は別の大学院へ進学します。Ph.D.を取得してアメリカの大学で教鞭をとることが次の夢です!ALLEXに参加していなかったら、こんな夢は思いもしなかったですし叶わなかったでしょう。日本で就職をして10年ほど働きましたが教育分野でキャリアアップをしたいと考えて、思い切って会社を辞めてALLEXに参加しました。大きな決断に不安もありましたが、日本で社会人をしている時には出会えなかったような人たちや貴重な経験を通して成長できました。一度社会に出てからの留学は有意義だと思います。社会人経験があるからこそ、それをベースにして頑張れば必ず道は開けると思います。もし応募を迷っている方がいたら、とりあえず応募してください!」
菅野公恵 (’14)

「新卒で英語教師になろうと思っていましたが自分には世界で通用する英語力、子供たちに伝えられる経験の豊富さ、多様なものを多角的に見る視野の広さが足り ないと思い、ALLEXへの参加を決めました。不安がなかったわけではありませんでしたが自分に足りないものをALLEXからたくさん得られると強く感じたので迷わずに応募しました。自分では今まで無難に生きてきたつもりだったので思い切りよくALLEXに挑戦できたことは自分自身少し驚きでしたが今ではあの時に一歩踏み出せたからこそ夏のプログラム、派遣先で様々な人と会いいろいろな経験ができたので本当によかったと思います。ALLEXのスタッフの方々、サマープログラムの仲間、派遣先で出会ったすべての人に心から感謝しています。プログラムでの目標は英語力の向上と多様な経験を積むことでしたので自分ができなかったこと、やっていなかったことをとにかくたくさんやろうと思いました。私が派遣された大学では学生としての勉強と日本語のティーチングの他にインターナショナル寮でコーディネーターとして共同生活日本語学習者の日本語習得を助けること、授業外でのイベントの企画実施が仕事内容に含まれてたこともありいろいろなコミュニティで多岐に渡る活動ができました。日本語を勉強する学生とも授業外での活動を通しより親身に向き合うことができ教師を目指す者として非常に有意義な時間をすごすことができたと思います。 教室にいるときも寮にいるときも常にプロの姿勢が求められたことは大変でしたが責任が大きかった分、喜びもたくさんあったかと思います。この経験ができたのもまずは私に合った大学を選んでくれたALLEXのスタッフの方々のおかげです。どこに派遣されるのかが分からないことが不安点の一つでしたが応募を検討している方は自分のやりたいことを明確にして面接等でしっかり相談すると良いと思います。夢や目標はそれぞれですがそれが達成するために一番良い大学を 親身になって選んでくれると思います。」
伊東卓哉 (’15)

「『大金(私にとっては)を払って、聞いたことのない大学に送りこまれる…う~ん。このプログラムにそれだけの価値があるだろうか…』、研究者への道のステップとしてアメリカで修士号取得を考えていた2年前の自分のこの問いに、今の自分はためらいなく”YES”と答えます。というのも、自分では決して選ばなかったであろう大学で、すばらしい指導教官・生徒・仲間との出会いがあったからです。修士のプログラムでは、想像以上に研究の下地をつくることができました。SLA(第二言語習得)のイロハを学ぶことに始まり、自分で実証研究をデザイン・実施・分析し、学会で発表するところまで、2年前にはまったく知らなかった世界を垣間見ることができました。日本語講師としての仕事も、レッスンプランニングからテスト作成まで、自由にやらせてもらったので、自信になりましたし、自分の生徒たちは本当にかわいかったので、忘れられない思い出です。2年目にはティーチングアワードを頂くこともできました。この2年間は人生で一番多忙な日々でしたが、やりたいことをやっているという実感があったので、毎日午前5時半に起きて教える生活も、不思議とつらくありませんでした。卒業後、この夏は日本の大学で2ヶ月間教えて、秋からはアメリカでPh.D.のプログラムに進みます。この夏の仕事が得られたのも、アシスタントシップ 付きでPh.D.の道がついたのも、言うまでもなく、この2年間の経験があったからです。この機会を与えてくれたALLEXに感謝すると共に、大金を払っただけの(それ以上の)価値があったことを、似たような志を持った方々にお伝えしたいです。」
飯塚雄大 (’14)

「友人に教えてもらい、初めてALLEXについて知った時、奨学金で学士号を取らせてもらえて同時に日本語教師としての経験ができるなんて、こんな素晴らしいプログラムはない!と思ったことを今でも覚えています。夏のプログラムはハードで、正直、派遣後に大学院の授業を取りながらティーチングをするより大変でしたが、派遣先で毎日忙しくても、夏のプログラムでがんばれたから、絶対できるはず、という自信になりました。 派遣先では日本語の教授がいなかったため、ALLEX生二人で日本語のプログラムを持つことに正直不安がありました。自由に教えられる代わりに、学生が学ぶ日本語は全部私の責任だと考えるとプレッシャーになってしまった時もありましたが、夏のプログラムで知り合ったALLEX生たちにSkypeなどでアドバイスなどをもらったり、近況を話したりするのがすごく支えになりました。また、赤松さんにもよくアドバイスをいただき、本当によく助けていただきまし た。 大学院生としての自分、日本語教師としての自分を同じキャンパスで過ごすには、気持ちの切り替えとタイムマネジメントが一番大事だと思います。全てをがんばりすぎると体力が持たなくなってしまうと思うので、勉強する時間、レッスンプランを作る時間、好きなことをする時間、という風にバランスを保って生活されると本当に充実した日々が送れると思います。私も派遣される前は、わくわくしながらも、本当に自分ができるのかなと不安に思っていましたが、こんな素晴らしい経験ができるチャンスを逃すのはもったいないと思います。是非、勇気を持って挑戦してみてください。」
岡田倫奈 (’14)

「『いつかはまたアメリカに戻りたい』大学生のころ、交換留学をした頃からずっと心の中にあった願いをALLEXを通じて叶える事が出来ました。私は大学を卒業後、IT関係の仕事で社会人を4年経験し、アメリカ駐在をする機会をうかがっていましたが、いつ実現するかわからない可能性を待つよりも、リスクを取ってでも行動してみようと思い、ALLEXに参加する事を決めました。1か月後に大学院卒業を控えた今、その選択に間違いはなかったと心から思います。私の場合、ALLEX生として初めて韓国語教師として派遣され、派遣先の大学が初めて韓国語のプログラムを開講するという初めてづくしでした。また、韓国語を教えるのは私一人だけだったので、カリキュラムをいちから考え、教えるという責任から不安や迷いがあったり、大学院との両立に苦労しましたが、ALLEXの先生方、プログラムの仲間、派遣先の学部長、メンターをしていただいた教授、派遣先で一緒だった日本語のALLEX生などたくさんの方々の助けを頂いてとても充実した2年間を過ごすことができました。ALLEXが他の奨学金プログラムと大きく異なるのは 
1.事前準備
2.言語を教えながら学べる経験
3.アメリカでのネットワーク
の3点だと思います。
1.派遣される前に受ける事になる夏のプログラムは、約7週間という短い期間で言語教育のバックグラウンドがない人であっても、大学で日本語を教える事が出来るまで成長できる素晴らしいプログラムです。
2.アメリカの大学で言語を教えるという経験はなかなか出来る事ではなく、この経験から学ぶ事はとても多いと思います。もし日本語教育に興味があるならば「実際に教えた」という経験を得られるこのプログラムの価値は特に大きいです。
3.全米にあるALLEXの先生方、卒業生のネットワークはもちろん、一緒に研修を受け、悩みを共有できる仲間の存在はそれぞれの派遣先に行ってもとても大きいです。
私自身はALLEXプログラムに参加させて頂けた事をとても幸運に思います。参加を迷われている方は一生懸命悩んで後悔しない決断をしてください!」
李明玉 (’14)

「これ以前にアメリカに留学をし、日本語を教える機会がありました。日本に帰ってからも、日本語教師になりたい気持ちがありました。「このままでいいのか」 と考えていた時に、ALLEXのことを知り応募しました。社会人をやめての参加だったので、それなりに大きな決断でしたが、今は正しい決断だったと思って います。 ホスト校での2年間は本当に充実したものでした。授業での実践を通して、多くのことを学ぶことができました。もちろんティーチングと自分の勉強との両立は大変でしたが、周りのクラスメートや先生方のサポートのおかげでなんとかやってくることができました。 将来日本語教師を目指す方には是非ALLEXに参加してほしいと思います。ALLEXの魅力は様々な人との出会いです。この出会いは今後の人生においてもかけがえのないものになると思います。私は卒業後も、アメリカの大学で日本語を教えることになりました。アメリカでの就職活動は決して楽ではありません が、はっきりした目標があれば、きっと辛い時でも頑張れると思います。」
小寺由美 (’14)

「正直私はアメリカの大学に行きたいという思いのみでALLEXのプログラムに応募しました。 なので、人生の中で先生になりたいと思ったことは一度もありませんでした。しかし、この教師として経験したこの2年間は普通では経験出来ない素晴らしいものでした。私が派遣されたのは日本人教師が私の他には誰もいない大学でした。日本語のクラスを全て任され、シラバス、スケジュール、授業内容、テストなどを作り、毎日試行錯誤の毎日。何度もつまずき、他の言語の先生や、ALLEXの先生に助けていただきました。だんだんと授業をするうちに、日に日に上達していく生徒を見るのが楽しくなっていました。生徒から日本語のクラスが一番楽しいと言われた時にはとても嬉しくなりました。2年間私の授業を取ってくれた生徒の中ではいつか日本に住みたいと言ってくれる生徒や、日本に留学を決めた生徒もいました。 学生の面ではとても充実していたと思います。もちろん教師をしながらということもあり、他の学生よりも上手く時間を使わなくてはいけませんでした。人生の中でこんなに勉強をしたことはないというくらい勉強をしました。毎晩明け方近くまで英文を読んだり、エッセイを書いたりという生活をしました。大学は国際色豊かで、授業では今までとはちがった視野を持った学生に刺激されながら勉強をしました。リベラルアーツそして女子大ということもあり、フェミニズムなどの今まで学んだことのないジャンルについても学ぶことが出来ました。私の大学は近隣の大学と提携しているので、その大学の授業を取ることができ、授業の選択肢が多かったです。私は、Studio Productionという授業を取り、毎週テレビで放送される大学スポーツニュースの制作に携わりました。さらに、インターンシップでは地元のニュース 局で働かせて頂いたりもしました。実際の生の現場でカメラを回したり、音声の調整をしたり、いろいろなことを学びました。 教師、学生、インターンとして、忙しい毎日を過ごしましたが、とても充実した毎日でした。参加する前までまさか日本語のクラスを全て担当するなんて夢にも思ってもいませんでしたが、今となっては刺激のある経験をさせていただいたことにとても感謝しています。ALLEXでの経験は人それぞれだとは思いますが、ALLEXで経験した2年間は私の人生の中でかけがえのない2年間です。」
赤坂るり子 (’14)

「ALLEXの参加には本当に悩みました。今働いている会社を辞めてまでやる価値があるのか、金銭的な面でやっていけるのか、家族に反対されたらどうしよ う、など参加するまでは本当に不安しかありませんでした。参加してみて思うことは私は何を悩んでいたんだろう、と言うことです。初めてALLEXの同期と会った時、みんな前向きでやる気に満ち溢れていて、大変刺激を受け、また不安が和らいだのを覚えています。夏のプログラムは本当に大変で毎日くたくたになっていました。しかし、そこで丁寧にかつ厳しく指導していただいたおかげで、派遣先の大学でALLEXと違う教授法で教えることになってもなんとかやってこれたのだと思います。派遣先の大学は生徒も多く、また遠隔教室も担当だったため、慣れるまで少し時間がかかりました。日本語の授業、宿題のチェック、テストの準備、採点等、毎日、寮とオフィスと教室を往復する毎日の中で、授業がうまくいかず落ち込んだり、生徒にちゃんと伝えられているのだろうかと不安になったりすることもたくさんありました。とにかく毎日やることを精一杯やる、を繰り返していた一年で、気が付けばもうFellow Programは終わりが見えてきました。同僚の先生たちは「海外に一人でいるのは大変なことだから」といつも気にかけてくれ、本当に恵まれた環境だったなと感謝しています。ALLEXに参加したことで、一番良かったと思えることは自分の視野が広がったことです。歳を重ねるにつれてチャレンジすることからどんどん遠のき、自分の世界に閉じこもりがちだった私ですが、アメリカに来てから出会った人たちのおかげで随分前向きになったなと感じます。参加に悩んでいる人がいたら、ぜひ勇気を持って一歩進んで欲しいと思います。その一歩で視野も人脈も広がる素敵な経験ができると思います。」
鈴木真弓 (’15)

「派遣を通して感じALLEXの強みは、最も自分のキャリアやニーズに合った派遣校やプログラムをALLEXの事務局が選択肢の中から提供してもらえることかなと思います。自分で調べるだけでは分からない大学の特徴、プログラムの特徴を考慮した上で最良の選択肢を与えてもらえ、結果として非常に充実した派遣期間を送ることができました。僕の場合、もともと専攻が「英語教育」で、将来的には日本で英語教員になることを目標としていました。また、プログラム後日本での大学院への復学も決まっていたため、ALLEXでの派遣目的を 1)英語力の向上 2)後の大学院で必要な言語学・教授法に関する専門的な研究の導入 3)語学教師としての経験 と考えていました。そこで、1年間という限られた時間でしたが、派遣先の大学では、自分の研究分野に関する授業を取るとともに、個別のアドバイスも大学院の教授の方からもらいながら、自分の帰国後の研究テーマをより鮮明にすることができました。また、日本語プログラムでも寮の言語ホールのコーディネーターとして、学生と共同生活をすることで、日本語を教えるだけでなく、勉強の相談にのったり、教師よりも近い視点で学生の疑問と向き合ったりすることによって、学生の視点から教師の仕事というものを見つめなおすこともできました。参加を考えている方は、まず事務局の方に相談してみてください。アメリカでの留学、そしてプログラムに精通したスタッフの方が非常に親身に対応してくださると思います。」
安田明弘 (’14)

「ALLEXに参加できたこと、本当に光栄に思います。私は昨年大学を卒業して、社会人経験もないままアメリカに来ました。英語にまったく自信がなく、夏のトレーニングではいつも友達の影に隠れていました。しかし派遣大学ではキャンパスにアジア人は私と相方の台湾人の先生だけで、生活するのには自己主張をしなければならない環境に置かれました。初めは辛いこともたくさんありましたが、この環境が私を強くしたと思います。日本語にクラスに関しては、初めは時間配分ができず、睡眠時間を削るはめになり、体調を崩すこともありましたが、数か月するとだいぶ慣れてきれ、教えることが楽しいと思える余裕が出てきました。困ったときにはALLEXの皆に連絡してアドバイスをもいました。夏のトレーニングで会った仲間は本当に一生の仲間だと思います。1か月半もない短いトレーニングですが、内容、密度の濃いトレーニングで、そのときの仲間との関係も本当に濃いものになったと思います。派遣大学によって、本当に様々ですが、どこに行っても大切なのは、毎日全力で生きること!だと思います。大変なことがあっても、笑顔を忘れなければ必ず乗り越えられると信じています。一回きりの人生、たくさん経験して、笑って、社会に少しでも貢献したいと思っています。皆さんにも是非このキラキラを経験してほしい!」
袴彩花 (’14)

※ このほかにも、卒業生の留学体験記を多数、こちらからダウンロードできるプログラム資料に記載しています。ぜひご覧ください。